経営計画・事業計画

現状分析は難しいのか?現状分析ってなに?

2017/03/07

現状分析は難しいのか?現状分析ってなに?

 

前回は、「問題と課題」について書いてきました。

今回は、現状分析の進め方について書いていきたいと思います。

 

現状分析が必要な理由

理想(理念)を達するために行う戦略・戦術を検討するのに、現在とのGAPを把握する必要があります。

現状分析は、このGAPを把握するために必要なステップということです。

 

巷で出ている専門書などでは、現状分析というと、SWOT分析や3C分析、その他うんぬんかんぬんと色々と分析手法なるものが書かれています。慣れていなかったり、そもそもやったことがない方、初めて聞いたという方はとても難しく感じるかもしれません。

でも、まずはそんなに難しいことをやったり考えたりするのではなく、いまあなたの頭で考えていることや心で思っていること・気持ちを洗い出していきましょう。

 

洗いだすときの5つの観点

洗い出すときの観点は、主に5つ。

  • 悩み
  • 不満
  • 不安
  • 喜びやうれしいこと
  • 将来の夢や希望、目標

 

上記5つに該当しないことは「●その他」として、とにかく出し切ってみましょう。

そして、洗い出すときは頭で考えるだけでなく、必ず言葉で人に説明ができるような形にして書き出していきましょう。

 

そして次に、それぞれ出てきた考えや気持ちに対して、自身で考えている解決法や、理想形についても併せて対応するように書き出してみましょう。

 

その解決法や理想形にしていくところに、また悩みがあるということも出てくることがあると思います。

そうしましたら、また該当する気持ちのところに追記していきます。

 

10_5つの気持ち洗い出しフォーマット

 

こうして整理していくことで、何に困っているのか、自分が何をしたいのかが見えてきます。

 

まだ続きますが、少し長くなってしまいますので、今回はここまで。

 

次回も引き続き現状分析について書いていきます。

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