売上UP・集客UP

「売上を伸ばす、集客を上げる」ことを考える前にしなければいけないことって?

2017/01/03

「売上を伸ばす、集客を上げる」ことを考える前にしなければいけないことって?

 

「お客様を増やしたい」「売上を伸ばしたい」と考えるのは、どの経営者の方も気にかけているところだと思います。私自身もしばしば考えさせられます。

iLB社の全国210地域で運営している街ネタ掲載店舗の経営者へのアンケート調査において、経営者の方のお悩みBEST3というのは次のとおりです。

第1位:新規顧客の集客方法(特に、ネット集客)

第2位:リピート率を高める方法

第3位:客単価を高める方法

この調査結果のとおり、経営者のお悩みの上位は「売上を上げる」ことで占められています。

 

売上を上げるにもいろいろと観点があります!

ところで、「売上を上げる」にも、いくつかの観点があります。

①「新規のお客さまを増やす」こと

②「リピーターを増やす」こと、リピーターが逃げないように「維持する」こと

③リピート率を高め、「来店回数を増やす」こと

④客単価を上げるために「購入点数を増やす」こと

⑤客単価を上げるために「1商品価格をUP」すること

 

この5つの観点があり、それぞれ着眼点は変わり、やり方や考え方も違ってきます。

 

では、それぞれどんなことをしたらよいのでしょうか?

と、考えていきたいところですが、でもその前に・・・。

 

「売上を伸ばす、集客を上げる」ことを考える前にしておいたほうがよいことって?

「新規のお客様やリピーターを増やしたい」といって集客する施策をうっても、思っている効果はあるのでしょうか。

たしかにお金をかけて新しい販売促進ツールを導入したり、改装することで一時的に集客が増えることはあるかもしれません。

しかし、受け入れ態勢ができていなかったり、適切なサービスが提供できていなければ、いくら新規のお客様に来店していただいても、なかなか固定客にはなっていただけません。

来店していただいたり、使っていただいても、「もう二度と利用したくない」「別にほかの店でいいや」となってしまい、せっかく実施した施策が無意味になってしまうこともあります。お金をかけていれば、お金をかけて評判を落としていることにもなりかねません。

集客の直接的な施策に目を向けたいところですが、その前に、まずは「お店や事業をとりまく現状を把握すること。自分たちの強みや弱み、課題を把握すること」と、そもそもこれから向かっていく「経営の向かっていく先(方向性)の確認」が必要です。

「小さいお店なんだから必要ないよ」と思うかもしれませんが、規模が小さいほどかけられる経営資源(ヒト・モノ・カネ・ノウハウ)に限りがありますので、現状把握」と「経営の向かっていく先(方向性)の確認」をしてから施策を打ことで、ムダのない効率的な経営・運営ができるようになってくるでしょう。

 

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